休日の過ごし方

[ Half Year Story ] 休日としょーり君。

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仕事の帰りがいつも遅い彼。
夜寝るときは。ぎゅーをして眠る。けど、朝になったら隣に君は居ない。

「んん、よく寝たって、はぁ。またやっちゃった」

眠い目を擦りながら、冷えたフローリングを歩いて
たどり着いたリビング。

「って、え?」

『ふふ、おはよう。○○』
ソファーに座って、マグカップ片手にテレビを見る彼の姿。

「なんでいるの、お仕事って昨日の夜、、」

『仕事ないよ。あれ??伝えてなかったけ?』
呆然と立ち尽くす私に声掛ける。

『○○、こっちおいで?』

「ん?あ、うん。」
近寄れば、いとも簡単に彼の腕の中に閉じ込められる。

『んふふ、暖かい。』

「勝利。」
ぎゅうっと抱き締め返す。

『ん??どうしたの。』

「朝から勝利に抱き締められてる幸せだな~って思って。」

『そうだね。今日は一日お休みだし、ずっとこうしてるのもありかな。』

「たまには、勝利のギター聞きたいな。」

『最近弾いてないから、弾こっかな。』
髪に指を通したり、頭を撫でられると心地いい。

「ふぁぁぁ、」
突然でた欠伸。

『まだ眠いの?昨日も早く寝てたけど、寝足りないかぁ~』

「眠いね、、」
背中をとんとんと一定のリズムで叩く彼は、彼氏というよりパパなのかななんて。

『○○、寝ていいよ。まだ朝早いし。』

「…ん、」

気がついたら夢の世界で、起きたらベッドの上。
隣には綺麗な寝顔をで寝ている彼。

「しょり、、んふ」
寝てるのをいいことに、頬をツンツンしたり、
前髪を弄ったりして遊ぶ。

『んんん、って○○?』
寝起きの彼は目が少しとろんとしてて赤ちゃんみたい。

『何してるん、、』

「勝利の顔触ってたの。」

『ツンツンしてたので起きた…はい。おはようのちゅーね。』
向かい合わせに寝てる私たち。
私の頬に手を添えて小さく音を立てて、キスされる

『んふふ、○○~、好きだよ。』

「私も好きだよ。ねぇ、勝利?寝てたらお昼になっちゃった。今日どうしよっか。」

『んー、俺がギター弾いて、それ聞くんでしょ?』

「うん、その前に軽くごはん食べよっか。」

『そうだね。』
布団から二人出て、手を繋いでリビングへ。


久しぶりの休日。二度寝から覚めても、君が居る。
まったり。くっついてテレビみたり、他愛もない会話をするのですら、幸せな時間に。