大切な君だから【裏】《S.S》

大切すぎて手を出せないしょーり君

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[○○side]
私は高校生で、彼は大学生。
やっぱり、年下の彼女。ましてや高校生と付き合うなんて嫌なのかな。
手を繋いだことしかなくて、キスも数えるぐらい。
嫉妬なんてしないぐらい余裕そうで、私が嫉妬してばかり。そんな彼に嫉妬してもらいたくて思い付いたのは''嫉妬させよう作戦'' 。これでうまくいくとは思えないけど。

ホームルームが終わり帰ろうとすると門のところに人だかりが。通りすぎようとすると聞きなれた大好きな声。
『あっ、○○!!』
人混みをかき分けて姿を現したのは大好きな彼、

「えっ?勝利くん?なんで?!」

『ん?早く終わったから迎えに来た、ってか、すごい見られてるし、さっきもすごい話しかけられた』

「そりゃ、私服で見たこともないイケメンいたら話しかけられるもするよ。…」
そう言い捨ててその場から立ち去った私。

『ちょっと、、なに一人で帰ろうとしてんの。車で帰るんだよ。』
腕を引っ張り、そういう彼。

「…」
素直にありがとうって言えない私。可愛くないな。
また、呆れられた。、
きっと大学には綺麗で可愛くて、大人っぽい勝利くんにお似合いの人がたくさんいるはず。
そう思うと辛くなった。

『ほら、いくよー?乗ってくださぁーい』
エスコートされ乗りこんだ助手席。
やっぱり勝利くんの横顔はきれいだなぁだなんて。
それでも無言の時間は続いた。沈黙を破ったのは
勝利くんだった。
『○○ 、もしかして嫌だった?』

「ううん、ありがとう。」

『ふふ、よかった。』

「あのさ、勝利くん。最近あった楽しかったことの話あるんだけど聞いてもらえる?」
今から話すこと、作り話だけど彼に嫉妬して貰うための話。少しつく嘘。許してください。

『なにあったのー。聞くよ?』

「この間の土曜日ね、クラスの男の子と出掛けたの。でね、そのときにね、あってすぐに''可愛いね、''って言ってくれて、、」
明らかに表情が曇る彼。私の家と違う方向にいく車。少し疑問に思いつつも続けた。

「それでね、そのあと新作のフラペチーノ飲みに行って…」

『…うん、』

「その子、レディーファーストだし、同い年なのにすごいんだよ、ほんと。王子さまみたいな、、」
そうこうしてるうちに到着したのは私の家ではなく彼の家。

『ほら、着いたよ、降りて、、』
少し寂しそうに言う彼。
この後彼にこんなに思われていると知ることになる。


[勝利side]
○○ に会いたくなったのもあって車を走らせて向かう彼女の高校へ。
驚いた顔をしたあとすぐその場を去ろうとする彼女の腕を引いて車に乗せる。
少し強引すぎたかな、二人きりの空間に流れるのは沈黙の時間。それを破ったのは俺だった。

『○○ 、もしかして嫌だった?』
そう聞くと、小さくありがとうって言ってくれた。
なのに、そのあと彼女から話される内容は、嫉妬するような内容。今まで何度も嫉妬したりもした。けど、年上だしリードしなきゃって…
無償にイライラした俺は、自分の家の方へ車を走らせた。
最後の方なんて話聞いてなかった。到着して彼女を降ろして家にいれた。そして、所謂お姫様だっこをして寝室に運ぶ。
今まで大切過ぎて、手を繋ぐ以上キスも無理させちゃ行けないって思ってたけど、もう無理だと思った。
ベッドに運び、優しく寝かせたあと上に跨がって押さえつける。
『○○ 、俺を嫉妬させた責任とってよ。』

「え、、」

『拒否権なし、あと、主導権なんて握らせない。』

「勝利っくん、」
いつもの触れるだけのキスじゃなくて噛みつくみたいなキスをふらし、息を吸おうとした時に舌を入れる。

「んっぁはぁ」
苦しそうにしてるけど気にせずに、何度も重ねて、舌を絡ませる。
『○○ 、自分で脱げる?』

「…」
こくんっと頷くも、一向に脱がない。
だから、俺はリボンに手をかけ、ボタンを外していく。そのままスカートも脱がせて、下着姿にさせた。

「恥ずかしい。、」
手で少し隠して、小さく丸まる。

『これからもっと恥ずかしくなるかもね?』
俯いた顔を上げるかのように掬い上げるようなキスをする。後頭部には手を回して。片手はお腹辺りに

「んんっ、」
自分でも聞いたことのない声に驚いてる

『もって、声だしていいんだよ。』
お腹の辺りを撫でていた手を上に移動させ、背中に回してホックを外す。
咄嗟に腕を胸の前でクロスして隠そうとするから、その腕をとって、指を絡める。
甘いキスの雨を降らせたらそのまままたシーツの海に二人で沈む。話すと銀の糸が繋ぐ。
目を合わせて微笑むと、好きって呟く。
『俺も、すきだよ。それと、俺、実は、独占欲強いんだよね。』

「へっ、?」

『○○ のことが好きでたまらない。理性働かせるの大変だったんだから。』

「勝利くんの、好きにしてください、、」

『誘ってきたのそっちだからね。もう知らないよ?』
胸の先端を指で弾いていくと、だんだん主張してくる。左右で違う刺激を与えていくと声も響いていく。

『もう、ビンビンじゃん、可愛い、、』

「んん、はずかしい、みないで、」

『見ないでって、無理かなぁ、それは。笑 そろそろ下も欲しくなってきたかな?』

「…っ」
手のひらで下を、擦ると吐息混じりの脳まで溶かす声。

「んっーー。ひゃ、」
下着に染みを作りはじめる。

『もしかして、濡れてきた?んふふ、』

「なんか、変な感じ、、する、」

『これも、取っちゃおっか、、』

「私だけ…裸なの嫌、、、」

『俺も脱ぐって、、ね?』
頭をよしよしとすると満足そうに笑う。
二人とも生まれたままの姿になると、照れたのか抱きついてくる。

『ちょ、それもだめ!ばかっ、』

「勝利くんチューしてほしい、」
彼女の願いを叶えて、片手はまた恋人繋ぎをして
片方は膣の入り口辺りを行き来させる。
とろとろの愛液が少しずつ溢れ始める。
ぬぷっと音を立てて、指をいれていく。

「んっぁ、ぅぅぁ、、」

『ごめんね、もうちょっと我慢して、、』
ある程度いれて、クイクイっと動かして解していく。

「はぁぁぅ、ひぁ」

『そうそう、力抜いて、、』

「んーー。なんか来そう…」
そういったあとすぐピクッて体が反応した。

『○○ 、俺のいれてもいい?』

「うん、、怖いけど、ほしい、、」

『痛かったらごめん。』
そう言ってさっとつけたゴム。そして、自身を沈めていく。

「大丈夫だよ、きっと、、~~ぁぁ」
解したも、きつきつな膣内。俺のモノを締め付けていく。

『はいっ、たよ?力抜いてみて、、そう、そうやって、ふふ、動くね、、』
はじめはゆっくりと…だんだん水音も響き始める。

「んぁぅ、はぁ、ああっん、しょりく、きもち、っ、ぁ~~。」

『お、俺も…○○ と繋がれて嬉しい、、』

「うぅぁ、もっむり、んっー。」

『あっ、ぅそんな締め付けたら、、あぁ、くっぁ』
二人で達して、ずるっと自身を抜く。
隣には一定の呼吸をして眠る彼女。俺にぎゅっと抱きついて寝てる。って、もしかして親に連絡してない?!そう思った俺は、とりあえず教えられている○○ のお母さんの連絡先。

"連絡が遅れてすみません。○○ を迎えにいって今、僕の家にいます。そしたら寝ちゃったので、今日は泊まらせます。学校もちゃんと行かせます。"

『送信っと、、って、既読早いな、』
数分後彼女のお母さんから来た返信には了承した内容。さっと返して、○○ にキスと『愛してる』って言って俺も眠りについた。もちろん抱き締めてね。



その次の日、朝ごはんを食べながら昨日聞いた男の子と出掛けた話は嘘だよって、笑いながら言ってきた。
『は?嘘なの?あーー。もう、』

「嫉妬してもらいたかったから、、だよ。」

『昨日も言ったけど、嫉妬しないわけないから。』

「でも、ハジメテが勝利くんでよかった。」

『…はぁぁ、ほんと無意識で煽るのやめて?あ~~!!そろそろ家でるよ!!』
彼女の手を引いて駅まで走る。

「はやっ、まっ、て、」
なんで今日は車じゃないかって??俺も大学あるしね、笑 二人で通学っていうのも良いでしょ?