シンメカップル #2
【Request】勘違いして弄られるしょーり君。
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ある日6人で撮影の日。
楽屋に行こうとすれば何故か風磨くんと○○以外の3人がドアの前で気まずそうにしてる。
『おはよー、何してるの??』
健人くんが小さい声で挨拶してくる。
健「勝利、おはよ…」
歯切れの悪い返事。
聡「○○ちゃんと風磨くんが…」
マリ「・・・・」
『は??』
ドアに耳を当てて中を聞くと、なんか、、
「んんっ、ねぇ!焦らさないでよ」
風「いや、じっとしてろ。」
「早く入れてよ!!」
風「ちょっと待てって、」
「風磨くん、痛くしないでね。」
風「しないから、だから~。」
もしかして二人でしちゃってる??
いやいや、ないでしょ。○○は俺の彼女で。
『おはよー、って、なにしてんの?』
意を決して扉を開けると、ソファーに座ってる○○と○○の頬に手を添えてる風磨くん。
『いや、は??』
風「○○がさ、自分でカラコン入れられないって言ってたから手伝ってたんだよね。」
健「はぁ、やっぱりそうだよな。よかった。」
聡「なんだぁーー、」
マリ「安心した、、」
いや、頭の上にはてな並びまくってる俺を放置して、安堵の表情を浮かべる皆。
『はぁぁ、俺の心配返してよ~』
風「勝利は何を想像したのかなー?」
『なんも想像してないよ、』
「勝利くん??」
風「もしかして、俺に○○が襲われてるとでも?」
『思ってないよ、』
近づいてきた彼女のことを抱き締めながら答えた。
健「思ってたな、これは。」
『ねぇ、健人くんじゃん。最初に俺にそういう感じで伝えてきたの!』
風「あ、中島もそう捉えたんだ。ふーん。」
ニヤニヤしながら聞いてくる。
聡「僕は思わなかったけどさ、健人くんが入るなって、、」
マリ「僕も、」
聡「けど、勝利はその話聞いた瞬間になんか嫉妬心剥き出してるし、」
『してないから、るせ、』
マリ「あの勝利の顔忘れられないよ。」
健「確かに、あの顔は。まじかよって顔してたし…捨てられた子犬かよって」
「ねえ、勝利くん」
みんなに茶化されながらも、聞こえたの声
『ん??』
「カラコン入れてみたんだけど、どうかな??」
『んー、まぁいいと思うよ??』
「あんまり好きじゃない??」
『好きだけどさ、可愛くなりすぎたら困る』
「可愛くなってる??」
『ああ、なってるよ。』
健「あー!そこでいちゃつくなよ、!!」
風「ほんとだよ。俺のお陰で可愛くなったってことか。」
聡「ちょ、風磨くん。」
『カラコンとって。』
「なんで!!!せっかくいれてもらったのに。」
『気にくわない、俺以外の男のお陰で可愛くなった○○とか。』
「勝利くん、嫉妬??」
『違うし、とにかく今日はカラコンなし。とる。』
「え~~~、」
健「ほんと、○○のことになると勝利余裕無くすよな。」
聡「俺とご飯行った時、ほとんど○○ちゃんの話だしね。」
風「結局、○○のことが大好きなんだろうな?」
マリ「そういえば、僕が前○○ちゃんとご飯いっただけでも怒られたなぁー…」
健「ここまで愛されてる○○は幸せだな。」
風「ふは、そうだな。」
「ねぇー、勝利くん、カラコン…!」
『だーめ!それとそのルージュもだめ。』
「なんで!!」
『そんな可愛いくて、色気あるの誰にも見せたくねーんだよ。』
「・・・」
耳元で囁けば、耳まで赤くしてぎゅってしてくる。
聡「勝利、ずるすぎでしょ。」
マリ「僕も、○○ちゃんとハグしたいなー」
『ずるくないから。俺の特権だから。』
だなんてどや顔で言えるのも、特権ってこと。
この日の話、どこかのツアーのMCでされるなんてね。