アイドルの君と#7 【裏】

着物を着て初詣としょーり君

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『新年、明けましておめでとうございます。』

「明けましておめでとうございます。」
二人向き合って、正座して挨拶。

『今年もよろしくね。アイドルの俺も、男としての俺も。』

「こちらこそ!」

『ねね、初詣いこう?着物着てさ。』
キラキラの笑顔で頷く彼女。

着物のレンタル店に到着し、お互いに選び合う。
俺が彼女に選んだのは、赤色と白を基調とした着物。

近くにいる店員さんに、お願いして、俺は待つ。
すると決まったのか、俺の元に駆け寄ってきた。

それぞれ着替えるために一旦別れ、着付けてもらう。着付けてる間、彼女が自分の選んだ着物を着た姿を想像して頬が緩む。

【彼女さん、センスいいですね。お似合いです。】
着付け終わり、鏡で見るとほんとにその言葉の通り。
暗めの青を基調としたシックな色合いの着物。

『ありがとうございます。』
先に終わった俺は、店内の椅子に座り待つ。

【お待たせしました。】
店員さんの後ろからちょこちょこと着いてくる彼女。髪も可愛らしくアレンジされている。

「どうかな?…勝利、かっこいいね。」
上目遣いで俺に問いかけ、そんなことを言う。

『似合ってる。可愛い』

「ふふ、ほんと?嬉しい。行こっ。」
俺の手を握りしめた小さな手。

『待てって、、』

神社つけばやっぱり、人は多くて。
通る男達が彼女をチラ見しては、去っていく。

隣でこんな可愛い笑顔で話してる。
俺自身もアイドルだし堂々と出来ないのが難点。

といいつつ、手はしっかり繋がれてる。
待ってる間、写真もとったり、他愛もない会話をしながら待てばやっと自分達の番。

それぞれお賽銭を入れて、二礼二拍手…お願い事をして、一礼。
どこか満足そうに俺を見つめてる○○。

『ん??どうしたの。』

「…かっこいいなーって。勝利と初詣来たんだなーって」

『そんな○○ は、何をお願いしたの?』

「内緒。」

『そっかー。なら俺も言わない。』
やっぱり、彼女は通りすがりの人に見られてて、
知らない人にすら嫉妬。早めに切り上げて神社をあとにする。

『○○ 、帰ろ。』

「へ??おみくじは??」

『それは今度ね?今、俺余裕ない。』
彼女の腕を強引に引き、歩く。

着物のレンタル店に着物を返して、それぞれ私服に戻して、自宅に帰る。

ドアを開け、家に入れば手を引いたまま、寝室に一直線。
「勝利??どうしたの。」

ベッドの端にストンっと座らせ、屈んでキスをする。
「んっ、」

初っぱなから深いキスをして、離したら肩で息をする。
『激しかった??』

「…うん」

『もう一回する?って、拒否権無いけどね。』
もう一度唇を重ねて、舌を滑り込ませつつ、そのまま後ろに倒れる。

おでこをくっつけて、微笑みかけながら、髪をとかす。
片手を体のラインに這わせると、身を捩る。

『ふは、くすぐったい??』
耳元で囁いた後、耳朶を軽く噛む。

「耳、やぁだ」

『耳、好き??感じちゃうの?』
ぴちゃぴちゃと音を立てながら舐める。

「はぁっぅ」

『耳だけでイくの?』

「んぁ、」
首を横に振って否定する姿すら愛しく見える。

耳から離れて、首筋に顔を埋めちゅうと吸い、赤い印を付ける。ひとつだけじゃなく何個も付ける。

「勝利、つけすぎっ、んぁ」
手で押すも力が入ってなくて簡単にまとめられる。

『ふふ、かわいい。』
服の中に手を入れ、背中に手を回す。
ホックを外して、やわやわと揉み始めれば、
すでに主張してる突起。

「やぁ、、」
太もも辺りにするすると手を下ろして下着の上からなぞる。

「ぁっ…!」

『あれ?湿ってるね?気持ちよかった??耳攻め。』
ふぅっと息をかけてみれば、甘い声。

下着を横にずらして、指を沈める。
かき混ぜては止めて、焦らされた体。

「んぁぁぅ、しょり、イきたいっ、!」

『なら、俺のでね?』
すでにパンパンな俺のもの。ゴムをサッとつけて、宛がう。

割れ目に沿って、自身の先を何度も行き来させれば腰が動き始める。

『なに、欲しい?』

「しょりのほしいっ。」

『よくおねだりできました。』
頭を撫でて、一気に突き刺す。

「んやぁぁっ、ぅ、しょり、どしたのっ、、」

『嫉妬、みんなが俺の、○○ を見てたからっ、、』

「ふぁぁぅ、そんなの、っしょりもっ、、」

『嫉妬したのっ?もっと愛してあげるから、足、ぎゅってして?』

「するからっぁ、ぁっん」
腰に回された足、それを確認して腰をゆるゆると動かす。

『今年、1回目…だね?とろとろじゃん。』

「んぅ、きもちいぁ、ぅ」

『ふふ、ちょっと激しくするから一緒にね?』
ガツガツと当てて、同時に果てた。

抜いた後、処理をして腕枕をする。

「勝利、今年もたくさん愛してね。」

『もちろん。○○ しか愛さないよ。』



自然と重なりあう唇は、熱を持っていた。