勘違い【裏】《S.S》

しょーり君のかんちがい。

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アイドルの勝利くん。そんな彼は私の彼氏。
ドラマの撮影を終え、落ち着いた今日。久しぶりに彼の家に学校帰りにお邪魔させてもらう。
「お邪魔しまーす。」

『どーぞ。』
彼の後ろをついていき、リビングへ。
座る場所はいつもの定位置。
私の隣にはいつものように勝利くんが座る。
だけど、構ってくれるわけでもなく。ボーッとテレビを見つめるけど、面白くない。隣にいる彼は、笑ってる。
つまらなくなって、スクバからスマホを出しSNSのチェックする。おしゃれなカフェに可愛らしい雑貨屋さんが目に留まる。
夢中になっていると、勝利くんに声をかけられた。
『何してるの??』

「えっと、あのー。」

『俺と居るのつまらない??ごめんね。』

「いや、あの。。」

『○○ より年上だし、こんな仕事してるからデートもまともにできなくて。ごめんね、』
頭を掻きながら言う。

「ちがくて、私も久しぶりに会ったからどうしたらいいか分からなくて。ごめんなさい。」

『謝らないでよ。○○ が見てるそれ、俺、分かんないからさ教えて?』
指がさしているのは私のスマホの画面。即ち、インスタグラム。

『あ、よく聞くやつ。インスタ映え?だっけ。』
機械とか、そういった類いのものが好きな彼。、てっきりインスタグラムのようなSNSのことも知ってると思ってた。流行に少し遅れてる彼がかわいいと思った。

「ここのカフェにあるパフェがね、インスタ映えするらしいの。」
「あとね、インスタに綺麗な景色の写真たくさんあるんだよ?!勝利くんが好きそうなのは、、」
何回かスクロールして探す。

『あっ、これ。』
彼の声で止めると綺麗な夕焼けの写真。
「きれい、どこなんだろ。」

『さっき投稿で見たところも含めて全部、○○ といきたい。』
画面を見ながらボソッと呟く彼。
その言葉がはっきりと耳に届いて、体温が上がった。
ストンっとくるクラスメイトからのLINEの通知。
それもわりと仲良くしてる男子。

[○○ ー。明日、。楽しみだね。]

はぁ、何でこんなタイミングで、と落ち込み、勝利くんの方を向くと、瞬きもせずボーッと固まってる。

「しょおりくん?」

『○○ 、今の誰??』

「クラスメイトだよ。」

『男?女の子??』

「男子だけど、、」

『仲、良いの?』
だんだん声が低くなって怒ってるようにとれる。

「それなりに??」
そういったのが間違いだった。
腕を引かれるとそのまま押し倒された。




私に覆い被さると、視線が絡み合う。
『なに、楽しみだね、って。デート?』
そういうと制服のリボンに手を掛けてはずそうとする。

「ちがっ、」
説明しようとすると、強引に口付けられた。

『違くないでしょ?いつも見てるインスタグラムはその男と出掛けるためのリサーチでしょ?』
冷たく、だけどどこか寂しそうな目をして訴える彼

「ちがうっ、違うよ、、」

『あっ、ごめん、泣かないで。』

「…インスタに載ってる場所に行きたいのは勝利くんだけだよ。あのLINEは、明日ね、お友達の誕生日で、少しだけパーティー的なのするんだけど、その男子ともう一人の3人で企画したから…それの話。」

『…えっ、俺の勘違い??はずっ、、』

「ふふ、そうと言えばそうかな。」

『めっちゃ妬いたんだけど?どうしてくれんの。』

「どうするも、なにも。」

『あるからね?それのせいで、俺そんな気分になった。』

「、、なんでよ」
抵抗して、逃げようとするとまた押さえられる。

『…逃がさないし。』
形がよく柔らかい唇が触れては、離れてを繰り返す。先ほどリボンが外された私。器用にYシャツのボタンをはずしていく。

『○○ 、シよ??絶対優しくするから抱かせてください。○○ 不足なの』
ストレートにいう彼がかわいくて、首を縦に振った。

『○○ 、好きだよ。』

「わ、たしもっ、」

『今日、キスしかしてないのに、甘すぎっ…。』
首筋に顔を埋めると、髪が当たってくすぐったい。
その間に手は、胸やお腹を優しく撫で、
片手は私の手を包み込んだ。
おでこ同士をくっつけると至近距離で目があって、笑い合う。
少しずつ脱がされていく制服。
『俺、同級生がよかったな、、』

「そんなの、私もそう思ってるもん。。」

『なにそれ、かわいいじゃん。』
チュッとキスをした。
『今日は、ぜーんぶ優しくするから。俺に、身を任せてよ。』

「…っ、」
短髪になって幼く見えていた彼。前髪の間から見える顔は色っぽかった。

『なに、じっと見て…』

「勝利くん。やっぱり、かっこいいし色っぽいなって。」

『そう?でも、それは○○ しか知らない顔だよ。ねぇ、もういれたいんだけど。』

「へっ。」
今日指すら入れられてない。ならされていないソコ。
『嘘だよ?笑笑今から慣らすから、って、もうぐちゃぐちゃだけど…』
指を入れると、抜き差しして快感を生む。目の前に来てる甘い甘い絶頂。

「んっぁ。ふぁ、しょりく、、きょ、むりっ、。」

『いいよ、イって。ほら、、ね?』
ピクッとして、一度果てた。私の荒い呼吸だけがきこえる。

『ふふ、気持ちよかった??』

「…うん、次は勝利くんも一緒に、、」

『…はぁ、かわいいこと言い過ぎて、もう。』
ガチャガチャとベルトを外し、ゴムをつけるとトロトロになってる秘部にあてがう。でも、いれずに入り口を擦るだけ。

「へぁ、ぁぅ、しょり、くん、ほしっ、それ、いやっぁっ、」
私の声を聞いて、楽しんでる顔をする彼。

「んぅ、、はぁっ、」
動きを止め、少しずつ入ってくる。

『きっつ、力ぬいてー。ん、、上手いじゃん。』

「ふぁっ、くるしっ、」

『○○ の中、ぎゅうぎゅう、。気持ちい、、はぁ』
全部入りきると、すぐに動かずぎゅっと抱き締めた。

「しょりく、ん、」

『耳元で名前呼ばれるの最高、、脳内まで溶けそう。』

「動いてっ、、」

『ふふ、いーよ?』
ゆっくりと、深く突いていく。いつもなら、もっと早くってなるのに、今日は、…

「んぁっ、だめ、」

『ゆっくりだから、俺のわかるでしょ?』

「分、かる…しょーり。、好きっ、大好きっ。」

『動くよ?』
優しく頭を撫でると、少し激しく動き始めた。
深く深く、愛していく。
部屋には水音と二人の吐息だけが聞こえる。

『はぁ、んっ、やばっ。』

「しょり、きもちぃっ、」

『よびすて、はんそくっ、、○○ っ 、すきっ、』
二人同時に絶頂に達した。


「しょりく、ん、」

『ふふ、気持ちよかったね。』

二人で布団に包まれ、そのまま夢の世界に落ちていった。

___こんな俺を好きでいてくれてありがとう。