うさぎってさ…【裏】《S.S》

しょーり君とうさぎの耳

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今日、勝利くんとあるテーマパークに来ている。

「やっばい、テンションがあがるー!、耳とかつけたい!」

『こら、はぐれるでしょ、』

そう言った彼は私の肩を引っ張った。

「勝利くん、何でそんなに落ち着いてるの、」

『は??○○ がはしゃぎすぎなの。ほら、耳のカチューシャ買いにいくよ、』
私はくまの耳、勝利くんはうさぎの耳を着け、アトラクションに向かった。


「勝利くんとりあえずあれ乗る!」
私が指を指した方向は、このテーマパークの中でもわりと人気のジェットコースター。

『わかったから、俺と手は繋いでて、』

「…うん、」

『ほら、いくよ、たくさん乗りたいでしょ?』

「へっ?う、うん、待って!」
私を引っ張って走り出した。
そのあと、コーヒーカップにメリーゴーランド、スプラッシュ系のジェットコースター。
最後は、定番の観覧車。

「勝利くん、今日はありがとう。楽しかった!」

『いえいえー、俺もだよ。』
観覧車から見える夜景はキラキラしていた。
あと少しで頂上になるとき、向かいに座っていた彼が私の隣に来て、じっと見つめられた。
するとゆっくりと近づいてくる綺麗な顔。
目を閉じると同時に触れる唇。
離れると、少し頬を染めた彼がいた。

『○○ 、好き。』

「私もだよ?」
顔を見合わせ、微笑み合うと降り口に到着した。



指を絡め、二人並んで出口に向かう。
楽しい時間はあっという間だなんていうけど、本当にその通りだし、勝利くんと離れたくない、もっと一緒に居たいと思った。ぎゅっと彼の手を握ると、
こちらを見て優しく笑った。

『ねぇ、○○ ?俺も一緒にいたいんだけど。』

「…っ」

『ってか、そうなると思ってたし、、泊まるところ予約してあるよ。』

「ほんと?」

『本当。あとさ、○○ 。うさぎの耳俺つけてるじゃん、』

「ん?うん。」

『知ってる?うさぎって性欲強いんだよ?』

「えっと、それは?」

『こーゆこと、』
うさぎみたいな優しくてふわふわした勝利くんじゃなくて、狼みたいな男の目が、私の目を捉えた。
そして、観覧車でした優しいキスとは違って、激しめのキスをした。


『ほら、いくよ、』
またスタスタと歩いて向かう先は、彼が予約してくれたホテル。













ホテルの部屋につくなり、ドアを閉めた瞬間に
またキスをする勝利くん。

「っあ、」

『ふふ、可愛い声。もっと聞かせて?』
だんだん深くなるキス。酸素を求め、口を少し開けると、待っていたかのように入れられる舌。

「…ん、はぁっ、、」
彼からされるキスに必死に追い付こうとするけど、
そろそろ限界、2、3回腕を叩いた。

「はぁ、はぁ。ちょ、と苦しい、、」

『まだまだこれからなんだけどなぁ笑』

「勝利くん、一回お風呂、行きたいです。」

『じゃ、一緒に入ろっか、』

「へ?」

『今、○○ から離れたくないから。お風呂入ってる間待てない。』

「…っ、え?」

『拒否権なし。』
脱衣所に行くと、するすると服を脱がされた。
隠そうとすると、だめ、と言われ、少し言いあいをしてる間、裸になった彼がいて。浴室へと入っていった。
水がお湯になり、体を少し濡らすと、後ろから抱き締められる。

『ふは、自分で拒否権なしとか言ったけど、今すぐにでもめちゃくちゃにしたい。』
と耳元で囁くように言った。

「っふ」

『なに、感じちゃった?今日は、俺が全部洗うから。』
頭も体も彼が手際よく洗って、先に上がるように促された。多分、髪乾かしたり出来るように。彼なりの優しさ。
ドライヤーで乾かし終わると、すでに上がってバスローブ姿の彼に抱き締められた。


『いい?絶対優しくするから、いっぱいさせて?』
コクコクと頷いた私を見て、白いシーツの海に堕ちていった。

馬乗りになると、頬やおでこにキスをしていく。
そして、口にも。貪るようなキスをしていった。
首元に顔が移動すると、幾つかキスマークをつけ、
小さく声をあげると、頭を撫でた。

「っ、しょーりくん、」

『そろそろ触っても良い、、?』
私からキスをすると、照れている顔に変わった。
私の胸を包み、快感を生み出す。

「んぁっ、はっふぅっ」

『ここ、固くなってきてる、、』
ボソッというと、集中的に攻める。それと同時に
部屋に甘い喘ぎ声が響いた。
じわっと濡れ始めているのが分かったとき、彼の手はスルッと下に降りた。

『びしょ濡れじゃん、嬉しい』

「んっぁ、」
蕾を触れるか触れないかギリギリを攻め、快感を求め、腰を自ら動かした。それに気づいた彼は、手を離し、顔を近づけた。

『…っ。さっきよりよく見えるよーになった、』
舌が私の秘部を這う。

「ふぁっ、んっぁ…あ、っん」
チラチラとこちらを見ながら、振動を与え、吸ったりしていく。

「しょり、く、、もっ、む、りっ、あん」
腰を浮かせ、盛大に私はイった。
そんな私の姿を見て、ニヤっと笑った彼は、
突然私のなかにいれた。

「んっぁぁぁ、」

『くっぁ、○○ 、キスしよう?』

そういうと腰を動かしながら、キスをする。
イイトコロに当たって、声は出るし、その声を発する口は勝利くんの口で塞がれて苦しい。

「んっあ」
もっと奥をめがけて腰を打ち付け、そろそろ限界なのか彼は顔を歪ませた。

『いっ、しょにいこうな?ほらっぁ、』
もっと激しく腰を振り、二人で果てた。

後処理をし、私の横に寝転がった彼に抱きついた。

「しょりくん、」

『ん?○○ 。もう、眠いでしょ?寝な?』
片手で私を抱き締め、もう片方の手で頭を撫でる。
それが心地よくて、眠りについた。

___また、耳つけてテーマパーク行こうね。好きだよ。