シンメカップル

【Request】シンメカップルなしょり君。

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俺は、メンバーの○○と付き合ってる。
あ、もちろん秘密とかではないんだけど。

その分弄られることも多いよね。
特にお兄ちゃん二人…。


「ちょ、健人くん!!」

健「なーに。姫。」

「なーにじゃないの。離して!!」

健「離したら勝利のところいくんでしょ?」

風「ほんっと、中島、くっはは、」

ほらほら、見てない間にふまけんに捕まってる。

『風磨くんも健人くんも○○から離れて。』

風「勝利くん嫉妬??ねぇ、嫉妬??笑笑」
滅茶苦茶笑いながら問いかけるこの人。

『だったらなに?○○~。おいで?』

「勝利~。って、ねぇ!ほんと離して!」
俺ら四人でわいわいしてたら、撮影を終えた聡とマリウスが帰ってきた。

聡「ほんと、マリが悪いね。」

マリ「いや、聡ちゃん!!」

仲良く喧嘩しながら戻ってきました。まぁ常にこんな景色なんだな。俺から見たら。





「わぁっ!!!」

『っああー、ビックリした~。』
半分俺のところに来るのを諦めてボーッとしてたもんだから、彼女が近づいてきてることに気がつかなかった。

「勝利、撮影終わったらさ、、」

"デートしよう??"

名前まではちゃんと呼んだのに、その一言は耳元で言うから。

『おまっ、ばか!!!』

健「あれ、勝利~。顔真っ赤だけどどうした~って、なにいったんだー??」

風「ふはは、デレデレじゃねーかよ。」

「え??ダメ??」
俺の手首をもって彼女は首をかしげる

『んーん、いいよ。じゃー、撮影終わったら早く帰る準備しよっか。』

「やった、、勝利ありがとう。好き!」
他のメンバーの事なんて気にせず、伝えて抱きついてくる。

『ふふ、仕事頑張ろ。』
二人で抱き締めあって笑ってるのを見ながらこそこそ四人は話してるし。





健「なぁ、あれ。」

風「ずりーな、勝利」

聡「二人付き合ってるしさ、仕方ない。」

マリ「まぁ、僕すぐ○○ちゃんに抱きついてるけどね~。笑」



マリウスの言葉を聞いて過剰反応する俺。

『なぁ、マリウスに抱きつかれてんの?』

「まぁ。マリちゃんハーフだし、挨拶だよね!」

『えー、禁止令だそうかな。』

マリ「勝利の意地悪!」

「ふふ、ほんとだよね~。」
俺の腕からすり抜けて、マリウス達の輪に入る彼女。


『はぁぁぁ、』
その場にため息をつきながらしゃがみこむと、
けらけら笑ってるふまけん。
それに気がつかない聡マリと俺の彼女。


健「勝利、頑張れ。笑笑」
風「…んはは、」


あー、もう知らない。今日のデート。
絶対家連れて帰るし、お前が誰のもんか教えてやる。




『○○、早く撮影終わらせるよ。』

「ちょっ、勝利~。」

君の腕を引いて、スタジオに向かった。

案の定、スタッフさんには未だ呼んでないよー?って言われたけどさ、、


連れ出した理由は、言わなくてもわかるでしょ?



君は皆の人気者だけど、たまに思うんだ。

俺だけのだよ、って…。